火曜から今日まで２泊で神戸に仕事。もちろん、更新は出来ない。
夜も飲み会でネットカフェにもいけなかった。神戸には初めて行ったが、色々な要素がごちゃ混ぜになっていて面白い街だった。もう少し、のんびりと街を歩きたかったし、施設にも行きたかったが、今回は仕事だったのでそんな余裕はない。今度、プライベートで家族連れて行こう。と今は思えるが、虫シーズンに入ると、そんなこと忘れて、大阪も通り越して奈良までオオセンチコガネ取りに行くに決まっているのだ。こんな父親でごめん。許してくれなくて良い。諦めて。
ところで、先日（２月１２日）枕崎にクワガタ幼虫を探しに行った事は記事に書いた ↓
http://d.hatena.ne.jp/ueshin7/20120220/1329743965
のだが、あれにはさらに続く話があった。の。
あの日から数日経った２月１７日。
仕事を終え帰宅した私を待っていたのは、なにやらざわついた部屋の空気。なんか、ばたばたしている。
事情を聞くと、「のすけ」の頭に気持ち悪いできものが出来ているらしい。それも、急に。
嫁とお姉ちゃんはかなり心配して、明日病院に行かなきゃ。とばたばた病院を調べている。
私は何が出来たの？？って彼の頭を覗くと、確かに気持ち悪いできものが確認出来た。と、同時に「おおおおおおお」とか「はははははは」とか歓声。「のすけ」は笑い転げる父親を不思議そうに、かつ、不安そうな眼で見つめている。
「こりゃあ。たぶん、ダニだよ。ルーペで見るから待ってみ」
と父親。ルーペで見ると脚が生えていて気持ち悪いくらい大きくなった。ダニが頭にしっかり食い込んでいた。
このような状態で見せられた。ダニという眼で見ないと、気持ち悪いできものが出来たようにしか見えないだろう。今なら笑える。
滅多にないことだろうし、写真を数枚撮った。のすけにとっては写真など撮っている場合ではないはず。でも、撮影した写真を拡大して説明すると、何となく納得した。かなあ？不安そうな顔は消えることはなかった。引きつり笑いをしていた。「ははははは・・・（か細い笑い）これが、ダニなんだぁ。へぇぇぇぇぇ？？」
ダニは無理矢理引っ張ると頭の一部が皮膚内に残り、大変なことになると記憶していたので、ネットで色々と対処法を調べた。
まずは火であぶり殺せ！！！とあったので、線香の火をじゅってやってみたが、今ひとつ。
結構多く書かれていたのが、アルコールを浸した紙、脱脂綿などをダニにあて、アルコールでダニを殺せる。とのこと。
それをやってみた。何とか弱ったように感じたので、
ピンセットで慎重に引っ張ってみた。頭をもがないようにじっくりと引っ張った。「のすけ」は心配なのか、引っ張られるのが痛いのか、
泣きそうな顔で僕をじーっと見つめている。
しばらく格闘して、ようやくダニを綺麗に頭からはがすことに成功した。
机にひっくり返しておいた。結構藪こきしたので、そのときに着いたのだろう。
実は彼、山から帰った翌日から頭に違和感を感じ、ちょっとしたできもの状の物体には気がついていたらしいのだが、怖くて親やお姉ちゃんには言えなかったとのこと。
どうにも不安が最高潮に達したので、誰かに相談したのだろう。
それからしばらくして、私が帰宅して・・・・・。↑に話はつながる。
それにしても、今時ダニに頭を食われる少年はそうそういないだろう。
