大学構内の鳥その1(2014 0128)

1月28日。
タイでの探鳥最終日。この日はバンコク郊外の田園地帯を回って田畑などに生息するスキハシコウ、タヒバリ類などを堪能する予定。

7時にタクシードライバーとホテル前に待ち合わせ。前日遅刻してきたので少しは早く来ると思っていたら少しだけの遅刻で到着。まあ、良しとしよう。先輩にも打ち合わせに加わってもらい地図を渡していきたい場所などの詳細をレクチャーして出発。

途中の水田にはスキハシコウがちらほら。車を止める場所があったら撮影したいところだが、ドライバーに尋ねると「もっといい場所がある。しばらく待て」との返事。その言葉を信じてタクシーにじっと我慢の子。

2時間も走ると大学に到着。ドライバーの母校らしい。そして、ここではたくさんの鳥たちが見られるとのこと。ドライバー一押しのスポットなのだ。
特にリクエストしたわけではないけど、とりあえずここらで探鳥を始めた。

確かにいろいろな鳥が見られたし撮影できた。結局、昼過ぎて2時くらいまでこの大学内をタクシーでうろうろと。クリーク、畑、草原などあり確かに面白い。が、私は田んぼで車を止めて、のんびりとタヒバリやスキハシコウなどを観察したいのだ・・・・。
どうしてもドライバーはこの大学構内にこだわっていた。
幸運なことに先輩から電話が入った。様子を確認してくれたのだ。
そこで、私は「ドライバーが大学にこだわりすぎて、本来の目的地へ全然行ってくれない。どうしましょう???」と。

先輩は知り合いのタイ人に代わってくれ私の希望などを怒り口調でドライバーに伝えてくれた。よかった・・・。
ドライバーは焦るように大学をあとにし、水田地帯へ向かい始めた。はずだった・・・・。

が、車は1時間ほど走ってどんどん市内へ戻ってきている。さすがに私も焦りながら「水田はどうしたよ!!!???」って切れてしまい、「田んぼ。水田。スキハシコウ。スキハシコウ!!!!どんどん、田んぼから離れてるやん!!」って、強い口調で。

ドライバーもようやく何事か気が付いて、「ごめん、ごめん。じゃあ、水田地帯は通り過ぎたので方向変えて郊外へもう一度出るから、許してよ・・・。」とよくわからないけど車を方向転換させてくれた。

結局、水田地帯に入ったのは夕方だったのでスキハシコウのいい写真は撮れなった。

最初にスキハシコウの写真を撮っていたら、あとは夕方まで大学にとどまって満足できたのに・・・。意思の疎通が微妙すぎて残念な一日になった。
でも、まあ予想以上の鳥たちを見られてうれしくはあるのだけど。
で、大学構内で撮影した鳥たちを数回に分けて紹介。


小さいハトの仲間。


ベニバト。至近距離。車の中から撮影。


シロハラクイナ。水辺、池などもあったのでこういう鳥も。

そして、なんと。!!。

次は別個体。


飛んだところ。
上嘴の細さ。まっすぐと先端に向かっており、マミジロタヒバリみたいに湾曲していない。雨覆の軸斑が先端に向かってとがっている。
などから、「ヒメマミジロタヒバリ」ではないかと思うけど、いかがでしょうか?どなたかコメントを。


オウチュウ。は、あちこちにいた。台湾なみ。

そして、またまたこれが予想外の。


○○ショウビン。調べたらわかると思うけど。また、後日。
大きくて綺麗。残念ながらとんだ後ろ姿のみ。
図鑑で調べたら「コウハシショウビン」じゃないかな。と思う。
これも予想外。
オスは赤系。メスは黄色系。派手な鳥。でも、可愛い。


ヒイロサンショウクイなどの仲間。この写真では私には同定できない。
もっとじっくりと見たかった。
この大学は普通に平地の郊外にあるんだけど、この鳥は先日のカオヤイ国立公園などの山手にいる鳥だと思っていた。