昨日は波を心配したのだが、何とか船が出たので念願の離島へ止まりに行けた。天気が続き、鳥は本当にさっぱりだったのだが、色々と楽しかった。これはまた別の日記で。
今朝は朝5時に起きて「のすけ」と鳥見&オサムシトラップの確認、回収。6時45分出航の連絡船に乗り本土へ無事生還。
のすけが異常にテンション高く、眠るかと思ったが遊びたいとのこと。
人工島の公園芝生へ行き、フリースビーの練習を昼前まで。
昼頃から電車に乗って家族4人で北九州方面へ。
色々な選択肢があるのだが、たとえば、まず、門司港でぶらついて、北九州の無料淡水魚水族館で遊んだ後、小倉駅周辺でぶらつく。スペースワールド駅でいったん降りて、「命の旅博物館」でまったりする。
昼から出発したので、すべてをやることは不可能。何を捨てるかと家族会議をやった結果。今回は命の旅を捨てることに。
まずは門司港までのんびりと電車旅。
遠足気分で1時間ちょっと。あっという間に門司港に着いた。
何を食べるか色々と迷ってあちこちさまよった。第一希望の中華料理屋(肉まんが、肉汁が絶品)は休み。第2希望のラーメン屋も休み。
途中にあったうどん屋に飛び込んだら、これが正解。肉うどんがお薦めとなっていたので迷わず、それに。普通の肉うどんの肉ではなく、スジの角煮的なもの。それがまたまた旨くって、旨くって悲しい?くらい。口の中でとろりーんって溶けてしまいました。麺は時間がかかると書いてあった。これはもちろん、「うちのは手打ちの良い麺使っているよ的合図」「もちろん、いくらでもまつよ。うちら。15分くらいならまつよ。うちら」と。麺は予想通りつるりん、のどごし最高の極上麺だった。また、食べに行きたい。あの麺だったら釜揚げを食べたいなあ・・・・。
と、ここまでは普通に過ごしていた。問題はこの後。最大の悲劇が私を襲ったのだ。
2,3軒土産物屋をはしごして、外に出てふと上空を見上げたことから、悲劇は始まった。
最初は「さしば?」とおもった鷹が2羽上空割と低いところ(門司で一番高いビルと同じ高さくらい)を北へ滑空していった。
私は嬉しくなって、「おーーーー、鷹がいるよーーー」と皆に教えた。どれどれとみていると鷹がどんどん湧いてくる。
よく見ると、全部「ハチクマ」!!
よく見ると風師山や関門海峡で沢山の「ハチクマ」が鷹柱を作っては、こちらに流れてくる。
5羽から30羽の群れがひっきりなしに・・・・。
これ自体は最高に嬉しいことなのだが。こんな街中低く沢山のハチクマは生まれて初めて見たのだから。
しかーし。しかーーーーし。僕マルゴシ。双眼鏡もなければカメラもない。コンデジはあるのだが、ピントが合わなくていらいらするだけ。がーーーーーーん。どうして、どうして、マルゴシの僕をこんなに苦しめるの。よ。「ハチクマ」さん。
興奮はピークなのだが、悔しさも次第に募る。
なんとも、がっくりな一日だった。
合計で300羽以上は北上していった。しかも、一部はかなり低く飛んでいった。ビル10階建てくらいの高さを流れていった。
嬉しいんだか、悲しいんだかな午後。秋は五島でリベンジだ。
帰りの電車の中からも更に30羽以上のハチクマがかなり低空で鷹柱を作っていた。
嫁は悔しがる私を見て、ひたすら高笑い。この、オニ嫁がーーーーー。