のすけ流血(2012 0822)

対馬出張帰り翌日は基本休み(日曜日の代休)。

午前中は高校野球準決勝、第一試合をテレビ観戦し、それが終了したら病院へ薬をもらいに行き、昼飯を食べて家でのんびり。

1時30分にバスに乗り、のすけ、さお(嫁)と3人で九州大学へ。

先日糸島の博物館に烏山牧師先生の標本展示を見に行った際、九州大学でも蛾、アリの巣に関係する虫の展示があるというお知らせがあったので、それならばと今日九州大学まで行った次第。

九州大学と言えば、鳥見の人などにその出身者がいたり、職場にも出身者がいたりして一見身近な感じがするが、とんでもない・・・・。

私には縁がないところで、今回が2回目となる。

工学部本館での開催と言うことで、九大北門でバスを降り、守衛さんにきいたり、学内の本屋さんの事務員さんに場所を聞いたりしてなんとか目的の部屋へ到達した。

展示は小さいスペースをフルに生かしたとてもレベルの高い見る人の好奇心をかき立てる良い展示だった。
が、それはまた別記事で。

展示を見終え、暑い中またバスに乗り天神まで。

ジュンク堂で虫関係、鳥関係の本を探すのが目的。1時間以上まったりと過ごして、バスに乗って家へ帰ろうという頃、外はとんでもない嵐。雨は激しいは、雷は鳴り続けるはでとんでもない状況。

そんな中でもなんとかバスに乗り込み家の最寄りバス停にて下車。
ここまでは予定通り。(雨は予定外だったが)

ここからが、本日のメイン。

バスを降りたのすけ。いつものように走り出す。走るのが好きなのすけにはいつもの事。

押しボタン信号を押し、青になるのを待って。

青になったらまた走り出す。(馬鹿じゃないのか?君は?どうして、そうすぐに走り出すのか?)

「雨降ってるから走るなよ!!」って、言ったのに・・・。

走り出し止まらないのすけ。90度右に曲がって行かなければならない部分。彼は走り続ける。同じスピードで。減速なんて頭にはないのだろう。

丁度雨で路面は濡れている。

鉄製のスロープをステップにして右に旋回。

その瞬間。かれは飛んだ。宙に舞った。出足払いをかけられた感じ。

そのまま、頭から地面へ!!。着地失敗。のすけ大泣き。
かなり動揺している。痛いし、私からは「だから走るなって言っただろ!!(怒。怒。怒)」って怒られるし。踏んだり蹴ったり。

頭をなでてやって、大丈夫か?と聞いた。かれは泣いている。

1分後くらいに手のひらがぬるっとしているのに気が付き、手のひらを見ると血がべったりと。あらら。興奮して鼻血が出たのかなあと、嫁に確認してもらう。
鼻血ではなかった。

のすけの頭が切れていたようだ。

慌てて止血して、病院関係へ電話。何とか救急病院で見てもらえることに。
特に問題はなかったようだが、頭を直接打っただけに心配した。
この病院のシステムかどうかはわからないが、紹介状がなかったり、
この病院に初めてかかる場合は、この5月1日から「3,700円」

が診断料とは別に必要なのだそうだ。痛い出費であった。私的には意味不明使用料だが、断って見てもらえないという方が痛い。
まあ、しょうがないお金なのだろう。

こんな緊急時に一般病院は受け入れてくれないし、かかりつけは普通は小児科か内科だし。外科の行きつけなんてない。紹介状など書いてもらえるはずもない。
足下見られすぎた感じが嫌だった。緊急時の対応としての受益者負担として何人からも徴収してもらった方がよりすっきりとするのになあ。
後味悪っ。な、一日だった。

夜中にのすけが吐き気など催さないことを祈るばかり。

のすけの流血場所。腕も大きくすりむいて痛々しかった。
踏んだり蹴ったりなのすけ。一つ勉強になっただろう。ね。