ながい一日(2013 0629)

6月29日土曜日の一日。
予定ではいつもの山の途中まで登り、虫を見て、遊歩道を歩き星海海岸まで。そこにある貝殻博物館で貝殻を堪能し、バスに乗って自然史博物館へ。そこで色々な標本などを見て、夕方までまったりしてホテルへ帰る。はずだった・・・・。

遊歩道を歩いて虫を見るまでは予定通り(先の日記参照)。

そのまま歩いて貝殻博物館を目指す。


遊歩道をすすむと高層マンションをバックに東洋一広いと言われる星海広場が見えてくる。


そして、これ貝殻博物館。
3年前も行きたかったのだが、移転改装中で中を見ることはできなかった。
暑い中ひたすら歩く。
ようやく玄関に到着したが、人が出入りする気配が無く、ちょうど屋根下で日陰になっているためか多くの人が休憩していた。
なんか、嫌な感じ。
座って休んでいる人に尋ねると、「よくわからない」とのこと。玄関にも鍵がかかっていたのでまだ改装中なのかもしれない。またしてもやられた〜〜〜。
かなりがっくりしてこの辺りを散歩した。途中何人かに聞いてみたが、貝殻博物館に興味がある人はなく、一様に「知らないよ」とのこと。残念。


これは、海水浴場。水は汚いのだが、泳いでいる人もいた。
とにかく人がいっぱいいた。

ここにいてもしょうがないのでバスに乗って自然史博物館を目指すことに。だが、いくら歩いてもバス停が見つからない。
かなり歩いてようやく市電の停留所を見つけたので、市電に乗って自然史博物館を目指した。

地図を頼りに何とか歩き回って自然史博物館に到着。

博物館。

到着はしたけど、ここでも人が出入りする気配はなく、またしても嫌な予感。ぱーと2。

予感的中。


張り紙。内部改装中。やられた。しかも数日前から。
先週来るべきだった・・・。暑い中またしても一人途方に暮れる。

とりあえず裏にある海岸へ。自分を慰めに・・・。


なんだかわかるだろうか?

中国では結婚するときに本格的にカメラ屋に頼んで前撮りをすることが大ブームらしく、それもかなりの高額だとか。こういう少しだけでも景色が良いところは何組もの撮影軍団が入れ替わり立ち替わり訪れる。植物園の池周りもこういう人がめちゃくちゃ多い。
暑い中皆さん大変だあ。お嫁さんはお姫様気分が味わえるから嬉しいのかな?


スタッフもお姫様達も暑い中頑張っております。


このお姫様も頑張っていました。
何枚も何枚も撮られていました。併せてビデオ撮影する人もいます。
ここでの撮影が終わったら、また違う場所へ移動して同じように撮影です。本当に大変です。

暑い中歩きすぎて熱中症になりそうになりながら、日陰でパンを食べる。ちょうどバス停が目の前にあり、運転手はまだ乗り込んでいない。ここが終点→始発なのだろう。運転手がやってきたらバスにとりあえず乗り込もうと思っていた。
2個目を食べていると、バスに運転手が戻ってきた。あわててパンをバックにもどし、バスに乗り込んだ。

もちろん、どこへ行くのかは調べていない。バス停の記載を見たらどこを通りどこへ行くのかはある程度わかるのだが、疲れていたので、
確認することなくバスに乗り込んだ。まあ、適当にどこかで乗り換えればいいや。って感じ。

バスに乗り込み、バス内の掲示(道順など)を見たが、20個程停留所が書いてあるのに一つとして知っているバス停は無かった。どの方向へ行くかもわからない。

まあ、いいかあ。最後まで行ってしまおう。最後まで行って全くわからなかったら、折り返しのバスに乗ってここまで戻ってくるかあ。と
開き直った。

結局、バスは全く知らない初めての道を通り、未知の世界へと私は連れて行かれてしまった。何となく、仕事へ行く時にこの近くを通ったなあ位の漠然とした記憶はあった。

ほぼ最後のバス停で降りて(ちょうど大通り沿いだったので)、付近のバス停を色々調べた。
ちょうど、知っているところを経由する路線が見つかり、それに乗ることに。
この知っている所には家具団地という市場があり、家具もいっぱい売っているのだが、その奥には魚や(観賞用)市場もあり3年前に行った時は金魚屋がたくさんあり、とても魅力的な金魚に圧倒された。

とりあえず、バスに乗り込み、家具団地最寄りバス停に降りることができた。


ラクタ市。
バス停から家具団地へ向かう高架下には主にお年寄り達が持ち寄った本当にガラクタが所狭しと置かれて売られている。部品とかねじなどを真剣に見ているおじさんもいた。それを横目に家具団地を目指す。


この奥が家具団地。かなり広い敷地の中に家具屋がひしめき合っている。


更に奥に行くと観賞魚市場。


こんな感じで金魚などが売られている。

一通り廻ったのだが、残念なことにあれだけあった金魚屋がほとんど無くなっている。辛うじてコイ屋が数軒残っていただけ。
流行廃りがあるのだろう、熱帯魚屋がめちゃくちゃ多くなっていた。
あとは、水槽屋。マンション購入とともに水槽を購入する人も増えたのだろう。結局、金魚屋は5軒ほど。本格的に凄い金魚を扱っているお店は一軒もなかった。さみし〜〜〜〜。

辛うじて、こんな金魚の写真を撮った。


ランチュウ
前回はもっともっと凄いランチュウがたくさん泳いでいた。


花房系。
これは日本で飼育してみたいなあと思った。


蝶尾系。

一番写真を撮りたかった「丹頂」は、いるにはいたのだが、良い個体が1匹もいなかった。かなり残念。金魚文化も廃れていくのだろうか?


熱帯魚やとかは虫類やに比べて極端に客の入りが悪い金魚屋の水槽の灯りがとても寂しげに見えた。



この市場には魚以外にもえさ屋も10軒程ある。
生きた赤虫や金魚やコイや熱帯魚の固形えさ、コオロギ、ジャンボミルワーム、ドジョウなども売っている。生きた赤虫はとても気持ち悪い。

そういった餌屋の入り口には観賞用の鳥が置かれている。


コウテンシ。
今回の大連ではコウテンシを見る機会が多い。すでに20羽くらいを見ている。


カマシコ。オス。


カマシコ。雌タイプ。
ぐぜっていた。

今回鳥かごの中で見た鳥たち。
チョウセンメジロ。コウテンシ。オガワコマドリノゴマキュウカンチョウ。ガビチョウ。カササギ。など。