コウライバト(2013 0615)

今回の大連出張に際してどうしても見ておきたかった鳥の一つ。
「コウライバト」

前回、湿地の鳥など探したくて適当にブラブラしていた時、偶然見つけたコウライバト生息地。

そのときは20羽くらい確認できた。
開発地域に取り残された荒れ地がすこしあり、その中を線路(鉄橋)が通っており、その横に室内テニス場がある。
えさ場と休憩場が揃っている。なるほどなあ・・・。

今回その場所を再訪。

荒れ地は狭くなっており、高層マンションが建ち並んでいた。
かなりショックを受けつつもポイントへ歩く。

テニス場の屋根下に辛うじて2羽のコウライバトを発見。
良かった。2,3時間様子を見ていると合計6羽を観察することができた。
ただ、前回割と綺麗だったドブ川(どんな状況だぁ??)は、3年を経て立派な汚いどぶ川へと成長を遂げていた。感動的などぶ川。

ガスがぷかぷか炭酸泉みたいに浮かんでくるし、水は臭いし真っ黒。

おそらくその川でしか水浴びできないのであろう。
コウライバトの尾羽、下腹部がかなり黒っぽく汚れた個体がいた。

とても痛々しい。元々美しい鳩だけに悲しかった。

とまっていると、そこらにたくさんいる「ドバト」と違いがわかりにくい。

が、飛ぶと

尾羽の模様に特徴があり、まるで、ぱっと花が咲いたよう。
3年前に発見した時もこのとんだ状態が目に入って、かなりびびった。まさかの出会いだった。
対馬で出したい鳥の一つ。

そして、生息地の向かいにはこんな高層マンションがデーンと。

さらにドン!!。これって、なんだと思いますぅ??。

超高度経済成長の落とし物。見ようによっては綺麗な池の縁。