離島へ鳥調査(2015 0418−19)

4月18日から鳥の調査で福岡の沖にある島(無人島)に。
行政的には長崎の島かも知れない。

タカの渡りポイントからも天気がいい時は(ガスってない時)この島を見ることができる。

今回、知り合いから教えてもらってこの調査に参加できることになった。非常に貴重な体験。

カンムリホニャララという鳥が営巣しており、その個体(営巣)数調査をはじめ、標識調査も併せて行う。標識調査とは環境省の許可をとって行うもので、専門的な知識を有した人で標識調査用の訓練を受け免許を取らなければならない。私は一応その許可を新潟に取りに行った。自分で網を張ることはないけど、時々鳥を外したり、網を貼ったりする手伝いは行っている。
本当は写真を乗せたいのだけど、以前キチなやつらによってこの行動が妨害などされたので写真を載せることはさすがにしない(できない)

で、今回は環境の写真などを紹介する。
夕方福岡の港を出港して1時間弱で到着。


こういう島。ワクワクする。磯釣りに行くときと雰囲気は一緒だが、違うわくわくを感じる。


島に上陸してとりあえず荷物を野営する場所へ運び、鳥調査の準備をした後少し落ち着いたので島の周りを探索。向こうには壱岐が見える。


寝床&調査場所。


こういう風に網を張ってそれにかかる鳥を調査する。反対側には環境省の旗を。


だいぶ暗くなってきた。上空ではハヤブサアマツバメの群れがうるさいくらいに飛び交っていた。


食事などを適当に済ませた。私は弁当、ある人はカレーなどだった。楽しい食事。

途中大雨にやられたもののある程度の鳥も取れかなり満足できる調査だった。


かなりの大雨で本当に濡れ鼠になって、しかも寒かった。かなりぶるぶる状態。ガスなどで暖をとりつつの、いろいろな話に花が咲く。今回初めて会う方が二人いたので(調査は全員で5名)色々と話が尽きない。本当に楽しい。調査なので酒が飲めないのが残念だけど、さすがに鳥の命を預る身。そこは線をきっちりとひく。
30分程度の仮眠をとったが、ほとんど徹夜の調査だった。
夜が明けて、調査終了。初めて手に取る2種類の鳥。とても勉強になった。また、機会あったら参加させてもらいたい。

すがすがしい気持ちで調査地をあとに、福岡の港へ。


無事、港に着き楽しかった皆さんとお別れ。