離島へ行けたよ。(2012 0512)

先週の木曜日、欠航により渡れなかった島へ再チャレンジ。
結構波が高そうだったので、諦め半分で朝一番に船着き場の事務所へ電話。

「今日は船出ますか?」「8時半に正式決定するけど、島からこちらへ向かう船は無事出航したよ。」
「ラッキー」
のすけを起こして二人で港へGO!!!。

40分くらいで港に到着。
前回の悪夢「欠航・赤字」の表示はまだない。朝飯を食べながらのんびりと・・・・。

8時25分になったら窓口の担当へ確認。「あと5分待ってください」なかなか渋いのお。あと、5分かあ。とても永い5分間だった。

8時30分になり再び窓口へ。「今日は船が出ます。でも、揺れますよ。」とのこと。
僕たち、大丈夫。とにかく、島に渡りたいのよ。鳥が見たいのよ。
とりあえず、のすけには酔い止めを飲ませておいた。

おじさま、おばさまが20人くらいいて、混雑しそうだったので改札の15分くらい前に1人並ぶ。
しばらくすると私の腕(か、シャツ)を引っ張る人が。
「えっ??何事かあ?職務質問?」と一瞬だけ思って振り返ると、
とても笑顔の素敵な紳士がひとり。
はたはたさん」だあ。

相変わらずにこにことしてとても感じがいい方だ。
某島では、この方の追っかけがいるほど。いつも何人かのおばさまを引き連れて島をまわっている印象が・・・・。

これはとても心強い!!。何か出たら連絡し会えるのだ。嬉しい。

船には先程のおじさま方は乗ってこなかった。はたはたさんによると、かなり揺れるとのことで、急遽別の島へ予定変更したそうだ。
それがいい。それがいい。船によって最悪な気分になってまで行く必要はない。のです。確固たる目的がないのなら・・・・。

私と、はたはたさんと、のすけは確固たる目的が、夢が、野望がたっぷりと抱かれているのだ。船酔いくらいでめげるはずはないのだ。よ。
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出航後、確かに船は揺れ始めた。何回かは宙に浮いた感覚もあった。
でも、私とのすけとはたはたさんは何事もないかのように島へ上陸したのだった。強いぞ。僕たち。格好いいぞ、僕たち。(笑)

一緒に船に乗り合わせた方は「今回はかなり揺れた。これまででも激しい部類だ。よく、子供が大丈夫だったね」と感心していた。

実際、僕ものすけも時々「おーーーーー」とか「こえーーーーー。これ、こえ〜〜〜〜〜〜」とか叫んでいた。が、酔うことはなかった。
良かった。ヨカッタ。

まずは島を歩いて全体の感じを確認する。
しばらく歩いて、今回は外れたことを認識する。
電話で情報交換してもあまり鳥がいませんね。と苦笑い。

でも、そのような状況でも面白い鳥を見つけてくれるのはさすがに「はたはたさん」

のんびりとのすけと歩いていたら電話があり、コウライウグイスが鳴いているとのこと。

早足で出現ポイントへ向かった。到着してしばらくすると鳴き声を確認できたが、姿が見られるような状況ではなかった。

1時間ほどはたはたさんと色々な話で盛り上がった。
私は泊まるから時間に余裕があるのだが、はたはたさんは昼過ぎの船で帰るのであまり時間がないのに・・・・。申し訳ないくらいはたはたさんを捕まえてしゃべり続けてしまった。反省

結局、夕方まで大した鳥も虫も確認出来なかった。
船着き場の空き地に行ってフリースビーで遊んだ。
ただ、風が強く巧く投げることが出来なかった。1時間以上はフリスビーを投げ続けた。結構疲れた。

まずは島を探索。

見晴らしが良いところでは遠く「壱岐」が見える。ただ、これだけ見通しが利くと鳥は降りてこないだろうなあ。福岡市内のyahooドームもはっきりと見えるくらいだった。

「のすけと波」波は結構高く、岩にぶつかった波がバッチャーンと。
のすけは楽しそうだが、手を見るとちょっとビビッているのがわかる。

「ジャガイモの花」紫色が濃く、綺麗な花。
ここのおばさま達はとても勤勉で、夏場になると海女さんになるという。とても働き者で夜中から起き出し、男が船から帰って来た後の色々な処理(網から魚を取ったり)を、昼間に海に潜って、夕方は畑仕事。ととても大変そうだ。
結構な勾配がある場所に畑が作られており、どの畑もしっかりと管理されている。一回でも天気が荒れようものなら沢山の小鳥がこの畑に入ってくるのだろう。考えただけでワクワク、ドキドキする。まだ、当たりを引いたことはないけどね・・・・・。

シジミ」かわいいシジミチョウがのんびりと。