薩摩川内の鳥(2012 0131) 猛禽編

先日、代休をもらって薩摩川内市のカラフトワシポイントに行った。

カラフトワシを今シーズンまともに撮影してなかったのと、例年に比べると異常にすくない小鳥類を観察するためである。

小鳥類は年始めに比べると数が増えたように感じた。ヒバリ、ムネアカタヒバリがそこそこの数確認出来た。タヒバリだけは例年より少なく感じる。

まずは猛禽類を。

この日は、朝7時に家を出て8時半に現地到着。結構寒い朝だった。
まずはカラフトワシの場所を探索する。スギの木のてっぺん、楠の横枝とう探してみるが、簡単に見た限りでは発見出来なかった。
とりあえず、畑の小鳥から攻めてみることに。

チョウゲンボウ田圃の畦に座っていた。最初は別のところで発見、少し飛んでこの場所へ。

チョウゲンボウの飛翔。車でぐるぐる畑横の道を走っていると突然目の前にこのような鳥が現れる。慌てず助手席においてあるカメラを助手席の窓枠に乗せて2,3枚撮影。瞬発力の勝負。この時は残念ながら翼の先が切れていた。おしい写真。ただ、私はこのように体の一部が切れた写真が好きである。見た人の想像力が膨らむし、写真の空間が広がるような気がする。

ノスリ。カラフトワシを待っている間、このような猛禽が顔を出す。
他にはオオタカハイタカが見られた。

ハイイロチュウヒ♂。とても格好いい。この日は2回の撮影チャンスがあった。もう少し良い写真が撮りたい種類。神出鬼没なので気が抜けない。気がついたときは目の前に現れたりして、撮影チャンスを逃してしまう。

本命のカラフトワシ。この日はお腹がすいているのか、天気がよく風が強い割には高く舞い上がり過ぎずお利口さんだった。偉いぞ。カラフトワシ。

この日は天気がよく、月も半月ではあるが、頭上にはっきりと存在していた。何とかこの月を入れたカラフトワシの写真が撮りたい。
豪雪の長野からご夫婦と思われる2人と一緒に観察していたが、共にそのようなことをつぶやきながらシャッターチャンスを待つ。
もう少し上。とかもう少し右。もう少し・・・・。あーーー残念。とかそういう感じで時間が過ぎる。

何とか粘って微妙ではあるが何とか撮れた写真がこれ↓。

まあ、週末バーダー(この日は週末ではないけど)としてはこれが精一杯かなあ。これで満足しよう。か。
この日は昼からカモメを見ようと思っていたが、あまりの快晴でカモメ観察モードではなくなったので夕方までここでのんびりと過ごした。