宝物を探しに(2012 0212) 貝殻編。

ジョイフルで遅い食事を終え、14時過ぎ。

そこから車で15分の海岸へ。

丁度干潮が夕方なのでいい具合の引き具合。

二人で気合い十分。ビニールなどを準備して海岸へ。

開聞岳をバックに。天気も良く、最高のロケーション。一気にテンションもあがる。

いい具合に苔などが生えてとても綺麗な岩場。世界遺産登録も夢ではないくらいの景色。まあ、世界遺産なんぞに登録されたら自由に行動出来なくなってかなり不便。屋久島も遺産登録されてかなり鬱陶しくなった。あまり好きじゃなくなった。あの島。人も多いし偉そうな人も多いし、特に山を走るバスの運転手が嫌。かなり上から目線な運転をする。何か生理的に嫌になった。あの島。でも、虫取りには行かせてもらう。

タイドプールを覗いたり、岩を裏返したりして貝殻を探してまわる。
しばらくすると面白いカニとエビを見つけた。

ケブカカニ?よくわからない。ポンキッキに出てくる赤い毛むくじゃなのに見えた。ムック?

このようなエビもいる。種類は調べていない。誰か詳しい人が見ればすぐわかる種類だと思う。誰かご教示を。

二人バラバラに探し回っていると遠くから「のすけ」の声。
「ホシダカラ」を見つけたと。なんですと〜〜〜〜。早速、やりやがったな。吾が息子。嬉しいのだが、かなり悔しい。海に出たらその瞬間からライバルなのだ。見つけるか、見つけられるかの争い。骨肉の争いなのだ。

私より先にお宝をゲットして嬉しそうな「どや顔のすけ」
いいなあ。

私はタイドプールの中に若いホシダカラを発見。残念ながら若い個体なので写真撮影のみで採集はしない。生貝になってから僕の前に現れてね。約束よ。出来れば死んですぐの姿でね。よろしくね。

ホシダカラ。若い個体。

他にも石の下から「メダカラ」を発見。これも若干若いので写真を撮るのみでリリース。

外套膜(がいとうまく)を張っているので、宝貝は綺麗なままでいられる。死んですぐの貝殻はまだまだ美しさを保っている。そのような貝殻がねらい目。死んで時間が経つと波にもまれて岩にこすりつけられ輝きを失っていく。

最終的に海岸に打ち上げられた「サメダカラ」このあと上に他の貝殻とかゴミなどが堆積して、この貝殻は埋もれていく。その繰り返し。

夕方いっぱい歩き回り、そこそこの成果を得られ大満足で海岸をあとにする。出来れば死んだばかりのタルダカラやカノコダカラやカバホシダカラやアジロダカラや・・・・・・。欲を出せばきりがない。
珍しいのはあまり取れないから見つけたときの喜びは大きいのだ。
いつも取れていたら飽きてしまう。

体も冷えたので車で帰り道途中にある温泉へ。
ここの温泉も大好きだ。

温泉センター。滝風呂や水風呂、電気風呂などある。龍之介と30分くらい温泉に出たり入ったりしてのんびり、まったり幸せ時間を満喫する。たった300円で・・・・。ほんと幸せ。温泉大好き。

本日の成果。軽く水洗いして乾燥させる。結構な種類が取れている。現場では濡れていて綺麗に見えても乾燥させると光沢が取れ白くくすんでいるのも多い。これはしょうがない。逆に乾燥しても綺麗なままだと「よっしゃ〜」と嬉しくなる。

二人で頑張った成果。ある程度時間をおいてどちらからともなく貝殻を取り上げ眺めてはお互いの戦果を自慢しあう。