熊本に行く(2012 0114) 晩白柚(ばんぺいゆ)編

今回で熊本編は最終回。

世界最高峰。柑橘の女王様。晩白柚(ばんぺいゆ)

八代特産(らしい)。肌は白黄色で上品。果実は大きい。皮は厚い。
中の実も白黄色。上品な甘さ。甘すぎない。ただし、実によって味には当たりはずれがある。

鹿児島のスーパーでも普通に購入することが出来るが、さすがに高い。高級果物(高級メロン並)普通の大きさで1玉1,000円程度。でかいものになると2,3000円はする。

熊本に行くと必ず寄る店がこちら↓

鳥屋の友達に教えてもらった。鳥屋と言っても鳥を売っている人でも養鶏の人でもない。鳥を見て楽しむ人達のこと。私は鳥を見て楽しみ、食べても楽しむ。
店の前にはこれでもかと言わんばかりに晩白柚が並ぶ。しかも、安くで手に入る。通常スーパーとか道の駅の半分くらいの値段。3号線沿い。日奈久温泉のはずれにある。

のすけと晩白柚。でかさがわかる。が、これでも普通サイズ。特にでかいわけでもない。日奈久温泉(公衆浴場)の売店にはこれより2回りでかい(しかも綺麗)のが売っていた。買おうかどうかとても迷った。

皮を半分むいたところ。皮の厚さがわかる。この分厚い皮に実の部分が大切に守られている。

剥いた皮。このままお風呂に浮かべると柑橘系の上品な匂いが風呂場中に拡がる。金持ちだったら晩白柚そのまままるごと湯船に浮かべ晩白湯につかることができる。
日奈久温泉ではシーズンになると、温泉に晩白柚を沢山浮かべ贅沢なお風呂を楽しむことが出来る。一昨年は入ったのかな?郁恵ちゃんや三平師匠(元一平さん)も丁度テレビ取材のあとか?、温泉旅館に来ており、三平師匠とは同じ湯船に浸かった。両名ともとても気遣いされる好感度満点の方だった。三平師匠は他のスタッフ数名と一緒に浸かっていて笑い声が絶えない楽しげな雰囲気だった。

皮を甘く煮て食べるのもおいしいらしい。ザボン漬け(ザボンの皮を甘く煮詰め粗目をまぶしたもの)と食べ比べたい。鹿児島、長崎の名産。地味だが、お薦め。食べ始めると止まらない。

実。おいしい。まず、食感が他の柑橘と違う。ぷりぷりしている。なんか、最近ぷりぷりと言う言葉を多用しているような・・・・。何でもぷりぷりは無条件にいいのだ。
今年は例年になくミカンがまずい!!!!どこのミカンを食べても水っぽいのだ。どうしたものか・・・。ミカン大好きな私は、この冬つらくてとても悲しい。
晩白柚はどうだろうか?これも水っぽいのか?
半信半疑で食してみると、これはあたりだった。とても美味かった。本当に良かった。ほんのすこーし、お世話になった方に送ったのだが、それもおいしかったらいいなあ。晩白柚はあたりはずれがあるからなあ・・・・・・。