蒸気屋さんすげ〜〜〜(2016 1217)

12月17日。
晩飯後は小浜温泉は「蒸気屋」さんへ戻る。歩いて数分なので楽勝。
一旦部屋へ。

部屋は3階。窓から蒸気が見えて気持ちがいい。

格安だったので期待してなかったのだが、思いっきり期待を裏切られる快適すぎるお部屋。ラッキー。
ただ、一つ問題があり、交差点の信号から「じじじじじじじじじじ」という微妙な大きさの音が絶えず聞こえてきて、その音が気になってなかなか熟睡できなかった。何とかならないものかなあ。宿のせいじゃないしねえ。

そのあと、ここの売りともいえる蒸気蒸し器の説明を受けて、歩いて数分のスーパーへ買い出しへ行った。晩飯喰ってるのであまり食べられないが色々と蒸してみたいものばかり。
今回買ったもの。


ずらーっと。籠から手袋まで貸してくれる。皿も使っていいみたい。何という素敵な・・・。
ソーセージ(定番)に、


卵(定番)に、


サツマイモにジャガイモ。素晴らしいラインナップ。
そして、

今回大変お世話になった「蒸釜」素晴らしい。
栓があり開け閉めで蒸気がどっと出たり止まったり。
説明書があり事細かく(品目ごとの茹で時間など)書いてあり、セットした後は横の部屋で待機していると、
宿のおじさんがこんなものを持ってきて、どーんとテーブルの上に。

真っ黒に焦げた?卵??
正体はこれらしい。


「蒸気玄@じょうきげん」ネーミングは置いといて。なかなか見ることのできない色合い。
色々と聞いていると、殻が大きく割れた一つを私に恵んでくれた。有難い。


こんな感じ。


片側割ってみる。若干黄色味を帯びて美味しそう。
実際食べてみてもしっとりとした食感で何故か甘みがありとっても美味。これはカウンターで販売しているのでお土産にちょうどいいと思った。
で、

私の卵がゆで上がったので横に並べてみた。
色が違うじゃないか?私の黒くないじゃないか。
おじさんに色々と聞いてみた。
蒸気玄。は赤卵でなく、白卵を使うらしい。でないとあんなに真っ黒に色が乗らないとか。
そして、ただ蒸すだけだったら色が乗らないので、一晩くらい温泉水につけておくそうだ。
結構手が込んだ「蒸気玄」なのだ。見て、そして食べる価値のある温泉卵。


一番時間のかかる芋系も蒸しあがった。
20分ほどで蒸しあがった。


とってもおいしそう。実際食べたケド蒸しているのでさすがに味が濃くとっても美味しかった。
全部は食べきれないので持って帰りポテサラになって再登場してくれた。もちろん美味。
ここでは魚。肉類も蒸すことができるそうだし、食堂も併設されているので食材を調達し、蒸したものを夕飯にする宿泊客も多いそうだ。
諫早などで鳥見た後はここの温泉にゆっくり入り、蒸した料理で酒を呑むのもなかなかのおすすめだと思った。