初鳥見(2012 0102)

今年最初の鳥見は実家から車で30分ほどの一ツ瀬川河口周辺。
とても天気がいい。皆はまだ寝ている。

こそっと車に乗り込みポイントを目指す。
特に何を出したいとかはないが、面白い鳥には会いたい。

あまり時間がないので対岸には渡らず控えめな鳥見。
川の河口にはツクシガモ、クロツラヘラサギハマシギ、カモ類が遊ぶ。大型カモメもいたが、特に変な個体は見られなかった。

田園地帯を車で流す。電柱にハヤブサの姿。双眼鏡で覗くとのんびりしている。腹の模様から若い個体だと思われた。

ハヤブサに近づく前に畑にヒバリの姿が。ヒバリは好きな鳥なので写真を撮らせてくれる個体がいたらとりあえず全個体を目標に撮影をしている。ヒバリと言っても大陸から冬に渡ってくるものや北方から南下するもの、近くで繁殖しているものがおそらく混ざり合っているはず。野外でみてその違いを見分けるのはかなり困難。私には無理!!!でも、写真を撮っておけばいつかの将来、有効な識別点が見つかるかもしれない。そのためにも、自分なりの識別点を見つけるためにも観察、写真撮影は大事だと思っている。基本、人から教えてもらってばかりの大甘人生だが、自分にやれることは微力ながらもやっておきたい。

ヒバリ。ちょっと警戒中。群れでいる場合、一羽が飛び立つと他のほぼすべてがつられて飛び立つ。

の撮影を終え、次はハヤブサ

ハヤブサ。若い個体。

ペリットと呼ばれる消化出来ないカスをはき出しているところ。いつ見てもピッコロ星人が卵をはき出しているように思えてしまう。

ハヤブサ。飛翔。

ちょっと警戒して飛ばしてしまった。すかさず撮影。

ここでは他に養鶏場の回りでホシムクドリを2羽確認。養鶏場は鳥インフルエンザの関係で近づけないので観察のみ。

場所を少し変え、水が残っている休耕田へ。結構な数のタヒバリがいた。ムネアカタヒバリもチーっと鳴いて飛んでいった。
タヒバリの仲間も種類が多く、識別するのが楽しい。マキバタヒバリ、ヨーロッパビンズイ、チョウセンタヒバリ、ミズタヒバリなどを探したくてタヒバリを一羽一羽丹念に見ていく。この種類も結構な個体差がある。背中がのっぺり暗色のものやスジが入って見えるもの。眉斑があったり少なかったり。色も茶色味がつよかったり緑味が強かったり。見ていて全く飽きない。しかも、車でねばり強く待っていると向こうからだんだんと近寄ってくることも多い。タヒバリ観察は止められない。楽しすぎるぅ。

タヒバリ。やや正面顔。極ノーマルな個体。

タヒバリ。横向き。嘴の色や足の色味などもしっかりとチェック!!