再び海へ(2014 0807)

8月7日。
朝食後は、再び海へ。元々海へは一日のみ出る予定だったのだが、代表者、ガイドさんが交渉してくれ、何と!!もう一回海へ出ることが可能となったのだ。この季節一回でも海へ出れたらラッキーなのに2回もとは。奇跡なのである。
前日、皆アジサシを堪能したというのに、しかも暑さなどで疲れているというのに2回目も全員参加。このことは意外と嬉しいことだった。
一回見たからいいや。とか、とりあえず写真撮れたからいいやとか。そういうノリではなく、チャンスある限り見てみたい。という熱いものを感じた。

実際、台湾の離島と言ってもすぐそこは中国大陸。福建省対馬から韓国が見えるとかのレベルでなく、もっと近いのである。桜島から鹿児島を見る感じ。
緊張地域なので船に乗り込むだけで警察(もしくは保安庁)に事前に名簿を出して、乗船時は一人ひとりパスポートで名簿と照らし併せて本人確認を行うほど。いきなりの2回目なんて普通ではありえないし、個人旅行では絶対に繁殖地へ乗り込むことなど不可能だろうと思わせた。

2回目の出港。朝から港へ行くのだが、船の故障などもあり出港が遅れた。
少々気を揉んだが、無事に出港した。


港。朝なのに33度もある。暑くて朝からアイスを食べた。


出港。船の不調で、前日とは違う船に乗り込んだ。


オオアジサシで埋め尽くされた岩礁。このどこかに目的のアジサシが紛れ込んでいる。


それを必死に探す。探す。探す。

何とか2回目も目的の鳥を堪能できた。写真は次回の日記で。


安堵と疲れの何とも言えない空気感で船は港を目指した。