西大山山頂は賑やか(2013 0915)

9月15日。西大山へ鳥の観察へ。501バスに乗って動物園南口終点まで。そこからムシクイ、ヒタキを探しながらのんびりと山頂目指して歩いていき、山頂では夕方までのんびりとタカが飛んでくるのを待つ。山頂には展望台があり、そこは人気スポットらしい。多くの人が登ってきて一時を過ごしてはまた降りていく。その繰り返し。

私は一日中ずっと定点観察しているので人間観察するのも実に面白い。
運動する人、ご飯を食べる人、いちゃいちゃする人、大声を出す人。一日2,300人くらい上がってきているのではないだろうか?

そのうちの4割くらいは私のカメラに興味を示し、声をかけてくる。私は適当に相づちをうちやりすごす。あまりにしつこく聞いてくる人(悪い意味ではない。かなり好奇心旺盛なのだ)には日本語で話し続ける。

不思議なモンで2,3分私が日本語で話していてもそれでもなお私が中国人でないことに気がつかず相手も普通に中国語で質問を続ける。中国もいろいろ方言があるのだろうか?全く聞き慣れない方言だと思っているのかも。どうしても会話がかみ合わず、相手が不思議な表情を浮かべ、「んん??ハングー(韓国人)?リーベン(日本人)?」って。そこで私は一応日本人だよって答えるのだ。

毎回毎回、1日10回以上はこのやりとりを続けている。
タカが渡っていない暇な時間帯の時間つぶしにはちょうど良い。

こういう場所でタカの飛来を待っているのよっていう写真を紹介する。

いきなりだが、ジュース。山頂でも売っているのだが、好きなのがないので下界のコンビニで購入して登る。あと、ホテルのサービスで一日2本もらえるミネラル水を1本。このジュース。一本3元。日本円で50円もしない。こちらの物価は面白い。ペットボトルは特に安い。コーヒー系は税金の関係か?割高だがそれでも1本5元。
これは甘酸っぱくて山登りで疲れた時に飲むと元気がでる。よ。

時々アベックに絡まれる。(良い意味で)
双眼鏡を貸してやったり、写真を撮ってやったり。人なつっこい人が多く、好奇心も旺盛。日本人に対して敵対心を持っている人なんて未だ会えず。

若いアベックに双眼鏡を貸してやった。と言うか取り上げられた(涙)。喜んでいた。


彼女の方が私より双眼鏡を構える姿が様になっている。わ。


アベック。この写真を見せてやったら喜んでいた。彼女の耳のピアスは結構凄かった。


3年前にはやっていなかったが、山頂展望台の手すりにアベック等が願い事を書いて南京錠で留めるのがはやっていた。何年後かに関係が続いている人たちにとっては思い出の品。別れている人には痛い品。
今年は山頂で小鳥を見る機会が前回より少ないが、ひょっとしてこのプレートがじゃらじゃらと目障りなので警戒しているのかも。
よく考えると、畑などで使われている鳥よけそのものジャン。


大学生風グループも多い。万歳するのが好きなのだろう。あちこちで手を挙げて撮影している。ノースリーブだと、あの海草がひらひらと風に気持ちよくなびいている。ワイルド。


だいぶ、日も傾いてきた。

ここでは、独自の運動(体を手のひらでパンパン叩いたり、脚を手すりに乗っけて柔軟する人、ひたすら腹筋をしている人などなど)をする人が多いが、この日はひときわ異彩を放つ女性がいた。

ヨガだろうか。夕方登ってきて夕暮れの大連市街をバックに素敵な音楽を適量な音量で流し、優雅にヨガっていた。かなりオーラがあり、観光客も脚を止めてこのヨガリに見入っていた。中にはまねをしようとする女の子もいて、微笑ましかった。

この女性の強烈なヨガリポーズを紹介する。一部いやらしく見えるが、実際はいやらしくなんて全然なく、神々しい。ほんと、格好良かった。


夕暮れバックになんと優雅な。
と言っても、この女性ばかりに見とれてはいけない。油断していると、このすぐ上空ではアカアシチョウゲンボウが舞い始めるのだ。
とっても贅沢な夕方の一時。


6時近くになったで足早に下山。バスの最終をはっきり記憶してなかったから。ちょっと焦っていた。


トンボが優雅だったり。


女の子達が黄昏れていたり。


キク科の花が夕日に綺麗に照らされていたり。


いよいよ日が沈む。バスに間に合うんだったらもう少し、日が沈むまでここにいたかった。

バス停に何とかたどり着き、最終が19時で、まだ少し時間に余裕があることが判明。良かった。

バスに乗って大連市街地へ戻り晩飯。

トマトと卵を炒めたのをご飯にかけました丼。
かけるのをダブルにしたので@16元。

テレビも見たかったので持ち帰りにした。テレビを見ながらホテルでのんびりと食べた。美味しかった。