手長エビ(2012 0429) 青っぽいのだ。

うちにはむかーしから水槽がある。小さいときからずっと魚が近くにいた。

もともと、父が魚好きだったので、私が保育園児の頃には家(団地だったが)の庭には手作り水槽(畳一畳くらいの広さに木枠を作り、厚手の園芸用ビニールを引いて、水をため、その中でコイや金魚を育てていた。

小学2年生の時に今のところに引っ越したが、やはり庭には大きい池を作っていた。(大して大きい庭ではないのだが、池にはこだわっていたのだろう)釣ってきた鮎やコイ、フナ、クチボソなども飼っていた。鰻を入れたこともあるし、スッポンも飼っていた。

近所の子供達が勝手に入ってきて落ちて大事になっても大変だからと10年ほど前に池を埋めたが、(埋めるときは供養?お払い?までした。)それまでは何かしら飼っていたのだ。

私自身も大学生になってひとりくらしを始め、しばらくすると水槽に魚を飼い始めた。釣ってきた食用にならない小さいウナギを育てたこともあるが、とてもかわいかった。後はタナゴ、ヨシノボリもかわいかった。魚はずっと見ていても見飽きることがない。癒される。

今でもうちには水槽が二つあるがその管理はすべて嫁がやっている。
管理責任が次第に嫁に移行していった。嫁も生き物が大好きなので気持ち悪いくらい魚たちをかわいがり、いつも会話をしている。話しかけながら餌をやっている。気持ちが通じているように私には思える。
今の水槽にはドジョウ、タイリクバラタナゴ、アブラボテ、カワムツ、ギンブナが入っている。シマドジョウも赤ちゃんから大きく育てたのがいっぱいいたが、非常に残念ながら、鹿児島から引越で持ってくるとき油断したのがわるく(一番強いと思っていたのでそう頻繁に健康チェックをしなかったのだ。タナゴはしょっちゅう見ては水を換えたりしていたので死ななかった。)死んでしまった。嫁はかなり落ち込んでいた。

ところで、今日の話はその事ではなく、「エビ」のこと。

2,3年前鹿児島県は川内市でカラフトワシを見るついでに魚捕りもやって、エビも捕れたので持って帰って育てようということになり、
当時は小さかったので数cmの小さい種類だとばかり思っていたら、
脱皮すること10数回。脱皮するごとに大きくなり、なんと手長エビ(正式な種名は調べていない)になってしまった。

今回の水換えでよく見るとエビが青みがかっているではないか!!!

青いザリガニとかいるのでそのようになるのか??

実は以前川に魚捕りに行ったとき小さいエビも一緒に網に入るのだが、その中に青いエビがいて思いっきり嬉しくなって育ててみたものの、次第に色が抜けていき普通の茶色いエビになったって言う経験もある。

このしっぽが青い手長エビが、今後どのように成長するのか楽しみである。

種名とか青くなる現象について詳しい方がおられたらご教示を。

「しっぽが青い手長エビ」全体。手が小さいのでメスなのだろうか?

何度も何度も脱皮を繰り返し大きくなる。こんなに回数重ねるとは知らなかったので驚いている。

「しっぽのアップ」結構青みが強い。綺麗で上品に見える。