実に美しい(2012 1228)

昨年末のカナダヅルの2回目。
正直、この鳥をなめていた。ごめんちゃい。m(_ _)m。

ただの、日本ではめづらしい鳥くらいの認識で、出水に行ったらとりあえず探して、近くにいたら頑張って写真撮ろうって程度の鳥だった。年に一度はそこそこ近くで撮影できたし。


確かに、最近は行けば見られる鳥だったし、学生の頃の様にガムシャラに探すようなことはなくなっていた。あの頃は展望台(この頃普通に展望台って言えば食堂の屋上。ここの焼き芋は美味しいよ)から望遠鏡でツルを見ていって、誰が最初に変な奴、例えばクロヅルだったりカナダヅルだったりを見るけ出すかを競うように探していた。

今回、複数羽を近くで観察してみて考え方が変わった。(まあ僕の場合気まぐれなので、少々飽きたらまたカナダヅルを舐め始める可能性は否めないが)

一羽一羽微妙に羽が違っている。模様、質感、茶色い部分が所々に入る点など。顔の下にお粉塗っているやつまでいる。これは女性に限らないだろうというのは最近の人間社会を見ればわかる。

今回、それらを紹介する。V1様のおかげですべてドアップ。ノートリ写真。下品な写真と笑いたい人は笑えばいい。カナダヅル自体は上品な鳥なのだ。
それでいいじゃないか・・・・。(最近、この振りが多い。グレかけてるな。ボク)

のびー。

この個体は特に美しい。どこが??・・・・・??。

胸が。(まあ、どこをどう思うかは人それぞれだけど)

羽一枚一枚を見ると、羽の周りが淡色になっていて、それがまとまるととっても美しい模様となっている。
まるで、牡丹か八重の山茶花みたい。とっても上品。この美しさは雪の降る中で鑑賞したい。晴れていたら駄目。辛うじて曇りかな。

これらは同一個体の羽繕い。何かしら上品さを感じる。
これがオスでもメスでも関係ない。上品なオスだっているのだ。
人間でも歌舞伎役者さんの・・・・。名前は忘れたが・・。この前情熱大陸で出ていた方。あの方はほんと上品だなあっておもった。