西大山の一日(2013 0825)

鳥も渡り始めたはずだと思い久しぶりに朝から動物園近くの西大山へ。
狙いはムシクイ類とサメビタキ類。ムシクイ類はアムールムシクイを撮影したい。

501番バスにのって動物園まで、行くつもりが、他の乗客皆が途中(手前1kmほど)の海水浴場までで降りていったので、このバスはここまでよ。みたいなことを運転手がほざきやがって!!店の前で停車した。
何となく意味がわかったので、私も猛抗議。こういう時は日本語で語気を荒げるに限る。怒りこそは母国語で。
「おい!!こら!!なんでこんなところで止めんだよ。おら、最後まで行かんかよ。こら、くそ、あほかお前」的なことを運転手に向かって叫んだ。
けど、馬鹿な糞運転手はばつが悪そうにそそくさとバスから降りて
店に逃げ込んでいった。
仕方なく私はとぼとぼ歩いていくと横をさっきのバスが通っていく。運転手に向かって色々と大声で叫ぶと運転手も気まずそうに目を合わせなかった。ほんと朝から最悪なバスに乗り込んでしまったものだ。

気を取り直して歩き始める。
あれほど民民民民と鳴いていたミンミンゼミもめっきり少なくなった。替わりに初めて聞くセミと思われる声「じ〜〜〜〜〜。じ〜〜〜〜〜」あちこち探すが見つからない。首が痛くなるまで探し続けてようやく見つけることが出来た。


それがこれ。クマゼミみたいだけどもっと魅力が少ない(失礼かな?)セミ。ほんっと地味だし、見つけにくいし。もっと民民ゼミを見習って欲しい。

更に歩くと、

木の上にオサムシの仲間や。

こんなのが石の中に首を突っ込んでいる。何か覗いているんだろうか?10分程見ていたが、ず〜〜っとこのままだった。

そして、シジミチョウも


途中、鳥も色々と出てくれてほっと一安心。
鳥はまた別記事でたっぷりと。

ヒタキやムシクイが多い場所に腰掛けて待っていると思わずこういう動物も。びっくりしたぁ


リス。割と可愛い。


桃の小さいのをかじっていた。

山頂で鷹の渡りを見てみようと。残念ながら居着きのチゴハヤだけ。
ふとバックを見るとカメムシが。

結局鳥も多かったので、夕方まで山にいた。楽しかった。久しぶりの鳥見も実に楽しかった。

バスに乗って大連市内へ戻ってきて、バス停からホテルまで歩く。
その途中で風景を撮影した。


人の陰がすっかり長くなって秋だなって気分になる。そういう気分になると街行く人たちの後ろ姿もどこか寂しげに見えてしまう。

晩飯は持ち帰り餃子屋の白菜豚餃子を。


これは確かに美味しいのだが、いつも施設で食べさせてもらう餃子がいかに具だくさんで美味しいものなのか再認識させてくれる。