9月15日。
西大山にて。
ついにアカアシチョウゲンボウの登場。略して「アカチョウ。」丸腸・マルチョウとかと一緒にもつ鍋に入れると美味しそう。
この日は15羽くらいは渡っていった。
渡りの時に通過していく個体を観察していると、一瞬だと意外とチゴハヤブサとの区別が困難な場合がある。思ったよりは飛翔型の違いが顕著ではない。もちろんチゴハヤは翼がより細長いとは思うが、気象条件などで形が安定しているとは言えない。とりあえずどんなに遠くても写真に撮ってみる。
チゴハヤブサとの一番の違いは風切(初列、2列)先端の黒色にあると思っている。アカアシチョウゲンは翼先端が黒い帯に見える。
それと、下雨覆の羽の淡色部。一枚一枚の羽根は黒と淡色の縞々になっているが、チゴハヤブサはこの淡色部が褐色味を帯びているが、アカアシチョウゲン(成鳥オスはもちろん除く)はこの淡色部が白いと思っている。そのため、アカアシチョウゲンの方が下面がより白く、また翼先端(2列も含む)とのコントラストがより強いと思っている。これは自分の識別方法なので確実ではないかもしれないけどね。
2羽ともアカアシチョウゲンボウ
左がアカアシチョウゲン、右がチゴハヤブサ